2016年07月13日

23rd世界スカウトジャンボリーのご報告(牛山日本派遣団副団長)

  平成28年2月20日(土曜日)午後1時から、恒例の日本富士スカウトクラブ主催「Ever Onwardの集い」が開催されました。

 今回は第23回世界スカウトジャンボリーで、日本派遣団副団長という大役でご活躍の埼玉県連盟牛山佳久さんから、世界スカウトジャンボリー開催にあたってのご苦労や裏話などを含めて、「今だから話せる貴重なお話」などを伺う得難い機会となります。牛山さんは日本連盟評議員の他、埼玉連盟理事長をお務めで、埼玉連盟和光第1団・東京連盟新宿第2団早稲田ローバースのご出身です。

 23rdWSJ開催前のとある日、富士スカウトクラブのメンバーが、電車の中で牛山さんとお会いしました。どちらへとお伺いすると「世界スカウトジャンボリーをご支援の企業へのご挨拶です」とのお答え。その額の多寡にかかわらず、すべてのご支援を頂戴した企業を訪問してお礼を申し上げているとの事で、以来、私たちの間では「もっとも働く理事長」との尊称をお名前の前に付け加えさせて頂く事にしています。23rdWSJ期間中、日に日に痩せ細るが如き印象の写真ばかりであり、本気で心配させて頂いた記憶があります。

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 定刻、集いは大石和夫会長のご挨拶で始まりました。23rdWSJに際し、所属するライオンズクラブへ働きかけ、参加全派遣隊へ配布された「風まるくん(イワタニ製卓上コンロ)」やタープなどの贈呈にご尽力いただきました。

 続いて牛山副派遣団長。内容は多岐にわたりますので、其のうちのいくつかをご紹介させて頂きます。

・東日本大震災や福島原発被害により、WOSMから「中止しては?」との連絡がありました。アメリカ連盟からは開催を肩代わり、アメリカでの開催も可能とのお話が。ヨーロッパの各連盟は原発被害を懸念する声もあり、日本側は結構困惑した様子です。

 ご承知の通りWOSMは参加国を区分、Aランクは参加費が25,000円、Bは50,000円、Cは75,000円、そしていわゆる先進国はDランクの100,000円。経済力に応じて、負担額が異なります。ヒロシマに関連してアメリカは参加者数が激減しましたが、ヨーロッパからの参加者が減ると開催費用が不足するために、頭を抱えた様子でした。他に韓国も政治的な問題などで直前まで参加者数がはっきりせず、何かと多難な開催であったでしょうね。

・「ゆめ基金」
 現地の様子を見た安部首相が、排水の悪さなどを見てさらなる手当てを指示された様子です。ところが財源がなく、止む無くこの基金の一律カット。結果、どこの団体も給付が20%前後減少したとか。政権の主要閣僚の秘書にローバースOBがいて、冗談で「余ったら返してね」と言われたとか。

 耐えて下さった他団体の皆さん、本当にありがとうございます。

・日本ガールスカウトの参加
 ボーイスカウト側の不手際で、GS連盟への様々なご連絡が大幅に滞ってご迷惑をおかけしたたとのお話がありました。ふと思い出したのですが、かつて女子加入に際しても、似たような件があったのを思い出しています。

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・IST
 世界ジャンボリーだから来たのではなく、それが日本で開催されるから来たとおっしゃる海外指導者の方が多かったとお聞きしたことがあります。

 国内からのIST要員の"シフト制"は、「ありえない!」との反応。大学生が試験期間中で、終えてから現地入りの方々が多く、調整にとてもご苦労があった様子です。

・ガリガリくん
 とても好評を博したようですね。
 牛山さんが小鼻をヒクヒクの自慢話によれば、赤城乳業は埼玉県に本社があり、積極的なご支援を頂戴した様子です。また、同社の役員が元ボーイスカウトという事もあり、卸値にご配慮を頂きました。

 当初、一本100円での販売を考えたそうですが、地元スーパーが50円と聞き、泣く泣く(未確認)それにあわせたとか。某国派遣団(ハンガリーなのですが、伏せておきます)は250円で販売を開始、連日、値上げしろとの要求もあったとか。結局は撤退したそうですが。

・トイレやゴミの問題
 ISTの皆さんから悲鳴が上がっていましたが、国情の相違もあるのでしょうが、相当にご苦労をお掛けしました。トイレの中にペットボトルが捨てられて詰まり、シャワーにもトイレと「勘違い」をした例が多々ありました。トイレ清掃のボランティア部隊出現は、とても嬉しいニュースでしたね。

・日本派遣団結団式
 各隊10名開催されました。当初は欠席予定であった奥島理事長も参加、「ギモンだったが、日本のスカウトは素晴らしい」とのお話がありました。それを聴いた皆さんの感想は「理事長は何を言ってるのだろう」ではなく、「誰が理事長にそんな事を吹き込んだのだろう」でした

・お話の中で、愛知連盟のご協力が度々話題になりました。会社の元スカウトの社員を引き連れ、トラックまで持ち込んだ永井理事長への感謝が度々ありました。

・ホームステイ
 ジャンボリー前後、多くの参加者がホームステイをしました。埼玉連盟では約500名の台湾・イギリス・デンマークスカウトが埼玉入りをしました。埼玉県の積極的なご支援(資金提供等)も頂戴して、とても有意義なプログラムであったとのご感想です。


 まだまだ興味深いお話は続きましたが、書き切れません。ありがとうございました。そして本当にご苦労さまでした

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posted by 日本富士スカウトクラブ広報 at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | EverONwardの会
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